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江崎さん

メンテナンス職主任

江崎さん

―メンテナンス職とは、どのような仕事ですか。

建設機械をお客様に貸出するレンタル業において、返却された建機の点検やオイル交換等をし、故障していれば修理をする仕事です。建機レンタル部門だけで全国に支店や営業所が50ヵ所近くあり、併設されている工場でそれを行います。また、貸出中に機械トラブルが発生した場合には、建設現場に向かうことも多いですね。

―レンタルする建機には、どういうものがありますか。

土木工事などで土を掘る油圧ショベルなどの重機をはじめ、地盤改良・基礎工事用機械、道路締固め用機械、コンクリート用機械、水中ポンプ・水処理用機械など種類もサイズも幅広く、そのほかにトラックなどのレンタカーも取り扱っています。さらに、同じ機械でも各メーカーのものが揃っています。

―この仕事のやりがいを教えてください。

大変さ=やりがい、だと思います。現場での機械トラブルに対応するときにはプレッシャーも感じますが、修理がうまくいき、お客様が工事を再開されるときには感謝の言葉もいただき、この仕事ならではの醍醐味を感じることができます。また、メンテナンス職としてお客様から信頼をいただけていると、現場では私を待ち望んでくれます。「江崎さんが来てくれたから、もう大丈夫」と言ってもらえると何よりもうれしいです。

―江崎さんは2007年のご入社でメンテナンス職のベテランですが、入社まもない方はどうやって仕事を覚えていくのでしょうか?

当支店では機械の種類ごとに担当者がいて、まずはそれぞれの下で一通りの機械について覚えます。最初は工場内での作業が中心ですが、技術が身につけば先輩に同行しながら、徐々に建設現場での修理対応も行うようになります。必要な技術がしっかりと身についたところで現場に出るようにしていますので、安心して成長してもらいたいですね。また、当社ではたくさんの取引があって、多様な現場がありますので、その社員のスキルや状況に応じて適切な場を与えることができます。

―どのくらいの期間で、一人前といえるようになれるものですか?

当社で保有する機械全般の基本を押さえるという意味では、個人差はありますが、5年くらいだと思います。機械いじりが好きだったり、工具を触っていれば幸せだというようなタイプだと、覚えが早いでしょう。私自身も、機械が好きで、修理やメンテナンスをやりたくて大学には行かず、現場に飛び込んだ口です。
ただし、技術だけではなく、お客様としっかりコミュニケーションをとることも大事です。メンテナンス職がお客様に接するのは、機械に何かしらのトラブルが起きた時。ですから、営業とも連携して状況を迅速に把握して修理をし、お客様が工事をスムーズに再開できるようしなければなりません。ただ黙々と手を動かすのではなく、お客様から必要なことを伺ったり、こちらからも状況を伝えたり、トラブル防止のアドバイスなどしていくことが、さらなる信頼につながります。

―だから、コミュニケーションが大事なのですね。

そうですね。そうしてお客様との信頼関係ができていると、トラブルがあって現場に駆けつけた時にも、「江崎さんが来てくれたんだね」などと、その時点でまず好意的に思っていただけます。仮にメーカーでなければ対応できないような内容だったとしても「江崎さんがやって無理ならしょうがない」などと言ってもらえることも。こうした関係をつくっていくことがメンテナンス職の喜びであり、誇りです。
そうすると、社内でも自ずと頼られるようになります。機械については私たちが専門で、プロフェッショナルですので、そこはプライドを持っていきたいですね。 同時に、社内においてはメンテナンス職の責任者として、メンバーを束ね、統括できるようになっていくことが大事です。当社では、洗車などの簡単なメンテナンス業務や、経験者であれば整備補助をパート勤務の方々にお願いしています。社員であれば拠点を統括して、安全第一に業務を進めていく必要があります。
これから入社いただく方には、このようにして皆に信頼されるメンテナンス職、そして、人を動かす管理者を目指してもらいたいです。

―パート勤務の方の仕事内容についても具体的に教えてください。

パート勤務の方には建設機械・レンタカーの洗浄・メンテナンス(点検)業務といったメンテナンス職社員のアシスタント的な業務をお任せしています。作業は自社の敷地内で行うので、現場に出向くことはありません。また、パートの方でも経験者であれば、整備の補助をお任せすることもあります。
未経験の方、経験者の方、それぞれに合わせた業務をお願いしていきますし、仕事も丁寧にお教えするので安心していただければと思います。

―技術を身につけるための仕組みや制度はありますか?

各種資格取得が奨励されており、費用も会社負担です。まず、それぞれの運転免許が必要であり、さらに運転技能講習などを受けることで、操作可能な建機の幅が広がります。また、建設機械整備技能士という国家資格もあり、私は2級を取得しています。トラックを公道で運転するための大型自動車免許も取得させてもらいました。
業界ではこうした資格取得に対して、一時金が出ることが多いようですが、当社では資格によりますが、毎月資格手当が支給されますので、やる気につながりますね。

―求職者へのメッセージをお願いします。

当社は和気あいあいとした職場ですので、安心して来てもらいたいですね。世の中いろいろなことがあって、不確実な時代といわれますが、建機を取り巻く業界は常に需要があり、なかでも当社は1949年の設立以来、無借金経営を続けており、東証一部上場と安定した大企業です。また、当社が扱う建設機械は、都市開発や災害復興に不可欠なもので、社会インフラの重要な一角を占めるもの。当社での仕事を通じて、社会貢献ができるといえます。
当社では、他社より付加価値をつけるため、会社を挙げて今、メンテナンス職の採用・育成に全力を注いでいるところです。近い将来、メンテナンス職の役員も実現するでしょう。ぜひ当社に入社して、現場を盛り立てていってほしいです。そのためのサポートは惜しみません。機械が好きで、意欲ある、明るい人の応募をお待ちしています。
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